牧場物語

□恋慕--コイ ツノリ--
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「はい、口を開けて…。」
 
ウォン先生に言われるままに口を開く
 
「うん、健康そのものだね。」
 
今日は定期健康診断の日
 
「はい!ウォン先生のお陰です。」
 
 
 
私はウォン先生が好きだ
 

真面目でクールで健康にうるさくて、だから私が無理をした日はいつも怒らせて…それでも優しく診てくれて…。
 

始めは怒らせてばかりで笑顔すら、ろくに見せて貰えなかった(私が悪いんだけどね)
 

でも、私はそんな先生をいつの間にか好きになっていた。
 

「私のお陰か?それは良かった。……そうだアカリ君、これから時間はあるかい?もうすぐお昼休憩に入るんだが一緒にお昼でも食べないか?」
 

私とウォン先生は両想いだ
 

驚いた事にウォン先生から告白をされてめでたく付き合う事になった
 

「はい!ご一緒させて下さい!」
 


幸せ
 


幸せだった
 


何も望まない程に幸せな時間
 


…だった筈なのに、どうして…
 
 

こんな事になってしまったんだろう
 
 
 
 
 
 
 
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