春風香る四月に謌う純恋歌
□囚われの身に…
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「グハッ…。」
「どうしたよ…餓鬼、もう終わりか?」
そう言った破天荒の声は冷静で…
恐かった…
闇に囚われ
さっきから俺ことヘッポコ丸は、おっさんこと破天荒と殴り合いをしている…
何故かって?
あいつが…
まぁ、とにかく殴り合いをしている。
今、俺はもう血が吐きでていてフラついている状態だ。
一方オッサンは…
未だに無傷で、余裕な感じ。
「おいおい…もう終わりか?つまんねェな…。」
「くそッ…。まだだ!!破天荒ォォ!!!!」
「まだ来るのか…。」
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