treasure
□偽物純情プラトニック
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腰に手を回すとハニーはとても嫌そうな顔をしました。そんなことは気にせずに抱き寄せれば、顔を赤くして俯いたハニーは可愛いです。抵抗はしないので耳を舐めたら頭を叩かれた。
「ばっ………!何をする!?」
「んー……?耳にちゅーですよ」
「やっ……止め……」
何度も音を立てて耳にキスをすると、ハニーは更に真っ赤になる。可愛い、と囁けば涙目でこちらを向いた。
「止めてって言ってるっ……」
ハニーの言葉を唇で塞ぐ。何度も何度も角度を変えてそれは続いた。気がついたらソファに押し倒している形になった。それでも俺はハニーの唇を飽きることなく貪っていた。
ようやく唇を離すとハニーが熱を帯びた目でこちらを見ていた。口の端から零れている涎がなんだかイヤらしい。俺は思わず唾を飲み込んだ。ああ……なんだかイケないことをしたいな。そんな邪な考えがバレたら本気で怒られるので俺はそれを隠すようにひたすら彼女にキスをした。
偽物純情プラトニック
(男なんて、下心満載の狼なんですよ?)
(可愛いハニーはおとなしく俺だけに食べられてください)
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