poem

□white3
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小さい頃から並木道が好きだった



桜でも銀杏でもしきりに真ん中を歩きたがった



春には桜吹雪で



秋には銀杏で



足下にも絨毯が広がっていた



花と花



葉と葉の間から見える空が



とても好きだった



それくらい君も



愛しかった
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