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□岸谷ファミリーの日常3
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臨「あ、この鮭うまい。……ねー、お兄ちゃん☆」
静「ブフォォオ!!(吹)」
シ「わ゛ぁあぁぁ静雄の兄貴ィイ!!」
グ「悲しい話をしよう。…静兄が吹いたお茶が見事なまでに俺に降り注いだ…泣」
新「はははは、子供達は元気だなぁ♪」
セ『いいから皆早く食べろ、遅れるぞ』
やっとのことで迎えた朝ご飯。
臨也の兄貴の悪戯心のせいで静雄の兄貴が物凄い勢いで緑茶を噴出し、
グラハムさんが緑茶まみれになった。
「緑茶が…緑茶が…」
と恨めしそうに唱えるグラハムさんに慌てた静雄の兄貴がバタバタとタオルを持ってきてやっている。
事の発端である臨也の兄貴はいつの間にか俺の皿から鮭(気に入ったらしい)を掻っ攫っていって既に咀嚼している。
…駄目だ、安息がない…。(そして俺のおかずもない…)
「…あ、やべ。そろそろ行くぞ、お前ら!」
静雄の兄貴が時計を見て立ち上がった。