拍手御礼SSS

□シンカガ
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基本的に彼女が困った顔なんて見たくない。
できるだけ笑っていて欲しいと思うのが普通だし。

でもさ、時々矛盾しちゃうんだよね。



「シン・・・」


「んー?」


「離して・・・」


今の状況を説明すると、只今午前8時過ぎ。つまりもう学校に行かなきゃ遅刻確定な時間。
そんな時間にシンは、玄関でカガリを後ろから力強く抱きしめて離そうとしない。


「学校・・・休もう?」


「バッ・・・昨日もそうやって二人して休んじゃったじゃないか!!しかも無断で・・・」


「もう1日休んだって変わらないよ。もう、俺たち共犯じゃん?」


「罪を犯したみたいに言うな・・・」


昨日は‘一日だけ’ということで1日中愛し合っていたわけだけど、そうなると1日だけって言うのも足りない期間であって。


「カガリの体・・・すっげー、火照ってるけど?そのまんま学校行って、俺以外の輩にそのトロンとした瞳を向けて誘惑するところを想像すると・・・俺、発狂するかも。」


「あのな・・・勝手に起こる可能性が低い出来事を妄想するな!!」


「じゃあさ・・・」


シンは無理やりカガリの体を自分のほうに向け、そのまま有無もなしに激しいキスを落とす。


「んぁ・・・やぁ・・ン・・」


「カガリ・・・俺が欲しいって顔してる・・・今すぐにって。」


「そんなっ・・・!!」


確実にカガリの体は熱くなってる。卑怯だとは思うけど。
もうこれは仕方ないんだ。カガリを引き止めたくて一生懸命でそれしか考えられないんだ。


「そんなに行きたければ行けば?でも・・・カガリが俺を欲しくなくても・・・俺はすごくカガリが欲しいから。それを考えた上で決断してよ・・・ねぇ、まだ、学校に行きたい?」


「そ、んなこといったら・・・」


敗北の瞬間。
カガリの体のじゅうしんが、シンの体に委ねられる。
でも、後悔なんてさせない。この選択をさせたこと。


「ベッドに・・戻ろうか?」


朝の卑怯な駆け引き。
でも少し卑怯なくらいが刺激的。



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こんにちは。
ちと微裏です。
シンは甘え上手です。
甘えん坊なだけなんだ!!!

設定としては学パロでシンは一人暮らしです。で、カガリといつでもアワワなことを・・・!!

未だにベッドを‘べっと’と打ってしまう・・・(汗)
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