diary SS

□02/25〜09/26
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「いってて…」
「大丈夫か?ほら、つかまれよ」
「あーありがと、」
「うおっ?!」
「…新八っつぁん」
「いっちち…俺も滑った。悪い平助だいじょ、」
「重ーい」
「…てんめ…悪かったな重くて!思いっきりお前の胸ん中ダイブしt」
  ピロリ〜ン☆
「…?」
「?あ、左之!何写メ撮ってんだよ!」
「ナイス左之!後で送って!」
「おーいいぜ?」
「その前に消せよ!」
「待って新八っつぁん!今立ったら、」
「どわぁ!」
「マフラーで転ぶよってもう遅いか」
「へぇすけ…」
「マフラーつかんでたのは悪いけど新八っつぁんが急に立ち上がるからー」
「ったく。お前らとりあえず立てよ、ほら」
「…」
「…」
「「せーの、」」
「お、ま、だぁっ!」
「やーい、お前だけ転んでないなんてずるいぞー」
「お前も道連れだ左之!」
「こんのっ!」
「うわっつめて!」
「ちょ!雪!つめt、ちょっと新八っつぁん!俺の後ろに隠れるの卑怯、ぎゃー!」
「元はと言えばお前が転ぶのが悪いんだっヨ!」
「そうだそうだ!」
「だからって首に雪!つ、冷た、って服の中は本気やめて!!」
「ぶっあははは!」
「はははは!」
「あははー!もー」
「帰ろうぜ?」
「だネ」
「うん」
「平助ーお前帰ったらすぐ着替えろよ?」
「あーそうする。雪溶けて服冷たい」
「鍋は俺が準備すっから、左之はツリーの飾りネ」
「おう!」
「って、あれ?ケーキは?」
「「あー!」」
「左之!ダッシュで取って来い!」
「おうよ!おめーら先に帰ってろよ!」
「あんなに走って転ばねぇのかあいつ」
「…肝心要のケーキ忘れるとか前代未聞だよ」
「しょうがねぇんじゃねぇの?なんせ今年は良い肉ゲットできたしネ」
「新八っつぁん!」
「ん?」
「メリークリスマス!」
「ん。メリークリスマス平助!」



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