仮面ライダーシャイン第一部

□プロローグ
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一人の男が夜の新宿のはずれを歩いている。そして誰も来ないような広い場所に着くと誰もいないはずの暗闇に向かって叫んだ。
「おい!!そこにいるのは分かってる。そろそろ姿を見せたらどうだクライシス!!」
すると暗闇の中からカメレオンの形をした異形の怪人が姿を現した。
「気付いていたとはな・・・さすがシャインストーンを埋め込まれた最新改造人間の事だけはあるな。しかし俺の目的は貴様の抹殺、及びシャインストーンの回収だ。悪いがお前の命もここまでだな。」
カメレオンの怪人がそこまで言うと男は態度には出さないが静かな怒りを滲ませながら両腕を腰の辺りでクロスさせ「変身!!」と呟いた。
その瞬間眩しすぎる金色の光が辺りを包み、そしてその光が収まるのと同時に地面に傷つき倒れているカメレオンの怪人の姿があった。
「なっ・・・夜でここまでの強さとは・・・・だが忘れるな、クライシスは貴様の命をいつでも狙っている!!貴様がクライシスに復讐するなどとんだお笑い草だよ!!!」
その言葉を最後にカメレオンの怪人は爆発した。
その爆発音でやじ馬やパトカーが集まり出す前に現場から金色の光を発する一人の男がいたことを誰も知ることはなかった・・・・・
 

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