名探偵コナン(連載)

□君がいるから
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そういえば適当に椅子に掛けてたFBIのジャケット着てきたんだった。
だから、工藤さん…優作さんは私がFBIであることがわかったのだろう。


「というわけで、私たちとしてはぜひ君に我が家を使ってもらいたいのだが…いかがかな?」
「そうそう!甘えちゃっていいのよ?」
「……では、お借りしてもいいですか?」
「「勿論」」


そういう風に言われてしまっては断ることができない。
観念して、借りることを決める。


「改めまして、月城優騎です」
「私は工藤優作だ」
「妻の有希子です!」
「いろいろ聞きたいことや教えたいこともあるが、お互い時間がないし、私たちも明日にはここを離れてしまうんでね。これがうちの鍵だ」
「家の場所とかも教えたいし優騎ちゃんの連絡先教えて?」
「え、あ、はい!」


優作さんに渡された鍵を渡されるがままに受け取り、ポケットに突っ込んでいた携帯を取り出しお二人と連絡先を交換する。


「何かわからないことなどがあれば気軽に聞いてくれて構わないよ」
「私は用がなくても電話するわね!」
「ありがとうございます。こちらも何かあれば連絡ください。全力でお力になります」
「あら頼もしい!」
「ああ、そうさせてもらうとしよう」
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