名探偵コナン(連載)

□君がいるから
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何というか、信頼はされているのだろうか。
まぁ、アメリカでも元々先輩と仕事することが大半であったからあまり変わらないかもしれない。
そう、それこそ私と先輩は私がFBIに入ってから続く関係だ。
FBIに入った私の教育係になったのが先輩だったのだ。

あれは、今から三年前の私が当時24歳の時の日のこと。










「今日から我々とともに勤務する月城優騎君だ」
「月城優騎です、本日からよろしくお願いします」


出勤初日。
やっとFBIとして配属されたその日。
そこには三人の人がいた。


「今は出払っている者達が多いが我々がここの上層部と言ってもいい。さ、君たちも自己紹介を」


そうジェイムスさんに促され自己紹介をしてくれた。


「私はジョディ・スターリングよ。よろしくね、優騎」
「よろしくお願いします、スターリングさん」
「ジョディでいいわ」
「はい」


金髪のナイスバディな彼女がジョディさん。彼女もこの日が初めての対面だった。
そして、


「優騎も日本人よね?それならシュウと一緒だわ」


ジョディさんが投げかけた視線の先に、彼がいた。


「赤井秀一だ。よろしくな、お嬢さん」
「赤井さんも日本の方なんですね、よろしくお願いします」


これが、彼赤井先輩との初めての邂逅だった。
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