ハイキュー!!

□「生まれてくれて」
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「そうそう、プレゼント買う前に何が良いかなぁ、って調べてたらね。京治くんの誕生日の誕生石っていうの出てきて、それがトルコ石だったからさ!それに石言葉、っていうのも京治くんにぴったりだったから」
「…へぇ、そんなのあるんだ。ちなみに、なんて石言葉なの?」
「成功、旅の安全だって!大会とかで地方へ行くこととかもあるし、やっぱり京治くんの好きなバレーは勝って成功して欲しいからね」


石言葉を伝えたら京治くんはどこか嬉しそうに照れくさそうに笑ってくれた。
うん、喜んでくれたならそれでいいんだ。


「なんかね、調べてるといろんなこと出てきてさ。誕生石以外にも誕生花とかあってね、これが一つじゃなくていくつかあるんだよね。京治くんの誕生花はポインセチア、ドラセナ、ナンテン、カラー、アンブロシアっていう花らしいよ」


先日調べていたスマホのネットのページを開いて彼の前に差し出せば、彼は私の携帯をそっと受け取り、その内容に目を通していく。


「へぇ、花にも花言葉っていうのがあるんだ」
「うん、花言葉は結構有名だよね。ほら、勿忘草は「私を忘れないで」っていうの有名じゃない?」
「…あぁ、なんとなく聞いたことある。ポインセチアは「私の心は燃えている」、ドラセナは「幸せな恋」、ナンテンは「機知に富む、良き家庭」、カラーは「素敵な美しさ」、アンブロシアは…ドラセナと同じか」
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