お題保管庫

□ 
12ページ/36ページ

61 不感症シンドローム


甘寧が凌統を犯して壊す話
※陵辱ものです。痛ましい表現があるのでR18Gです
※性的な表現が露骨にあります
※前半は特に救いようがないくらい甘寧が酷いです
※一応ハッピーエンドのつもり

上記ご留意の上、大丈夫な方のみお願い致します。





仇だなんだと鬱陶しく向かってくるので、毎度割と容赦なく殴り蹴り場合によっては刀で応戦した。周囲が慌てて止めに来るのも、取っ組み合いの末痛む全身も全てが気に食わない。あんなのをのさばらせているこの軍も面白くねぇ。特に呂蒙のおっさんなんかはあの男、凌統をやけに庇うのでどうにも頼れそうにはなかった。そうなれば自力で解決する他ない。殺し以外でこの苛立ちを発散させつつあの野郎を徹底的に黙らせる方法はないか考えた時に、そうだ犯してやろうというのは妙案だと思った。自尊心が高く潔癖そうなあの男を嬲り痛めつけ二度と俺に歯向かうことがないように犯す。その考えはひどく俺を興奮させた。

機会は周到に窺った。下手に始めて誰かに止められでもしたら俺はただちに処罰されそうだし、せっかくならばとことん虐めつくしてやりたいと思ったからだ。そんな時にでかい宴会がおっ始まったのは都合がよかった。本当に飲みたがりばかりの軍で辺りがみるみるうちに酔っ払いで埋め尽くされる。当然護衛兵がいるとは言え、有力な武将がこんなに酔っちまっていいのか。俺が万が一謀反でも起こせば、多くの将の首が取れてしまいそうだ。

そんな変な気は起こさねぇが、もう一つの変な気を起こそうとしている俺は、いくら飲んでも全く酔いそうになかった。これから起こる楽しみを前に、まるで子供のようにギラギラとした興奮が抑えきれない。他者に悟られるのを避けるのに必死だ。ふと、勝手に対象にしている男を見ると俺からは随分離れたところで程よく酔っているようだった。遠くとは言え同じ場で酒を飲めるとは肝が据わっていると思う。あいつも俺も他の奴らもだ。

凌統が室を出る瞬間は当然見逃さなかった。周囲を見るとどうやらもう誰の動向も気にしていないようで、絶好の機会に思わず口端が緩む。それを気にかける奴もいない。自慢の鈴の音も立てず、音を殺して宴会場を抜けた。

近くにいた護衛兵にあっちで妙な音がするから見てこいと言って遠ざけてから、凌統が厠から出てくる瞬間を狙って、暗殺よろしく腹を殴りその意識を奪った。すばやくその体を抱え上げ、奥にあるぼろくて誰も近寄らない納屋に向かった。縄だとか布だとか油だとかも置いてあり、我ながら用意周到で笑える。

凌統の体を床に下ろし、縄で後ろ手を縛った。月の光も差さないような鬱蒼としたところなので、蝋と油を置いたあと、一度外に出て離れた松明から火を貰う。ぼんやりと照らされた小屋の中でぐったりと目を瞑るその姿をしばし眺める。なんつういい光景だ。普段からうるさいこいつを物理的に黙らせ、嬲ることを考えただけで興奮が止まらない。その襟を強引に開くとやけに白い肌が暗い中でも目立った。

いつもはただ殴るだけの頬を撫でる。男のくせに随分肌がきれいだ。泣き黒子に舌を這わせ、滑らかな頬を舐め下ろし、薄い唇に口付けた。こいつの貞操観念がどうだか知らねぇが、おそらく仇に接吻を許したとなれば気持ちとしては死にたくなるくらい嫌なことだろう。こいつが心底嫌がることをするだなんて、愉しい以外に感想が浮かばない。

「…っ…」

本能的にする息継ぎだけが凌統の口から漏れる。遠慮なく口内に舌をねじ込み、味わってから舌を吸う。意識はねぇだろうが、屈辱的なことは何でもしてやりたい。徹底的に蹂躙すると決めたからだ。にしても、男で、宴会後だというのにやけに甘い。美味くてつい長々としゃぶり尽くしてしまう。

唇を離してもまだ意識は戻らないようだった。まぁいい。起きるとうるさいだろうから、持参した布で声が出ないように、また舌を噛まないように猿轡をする。

「んじゃ、頂くぜ」

別に声をかける必要もないが、あえて耳元で囁いた。特に反応はない。その様子を眺めつつかっちりとした着物を力任せに緩める。胴着よりは簡素だがよくもまぁこんなにしち面倒くせぇものを着れるもんだ。乳がないので胸には用事がなく、とりあえず上衣をはだけさせたものの特に感想はない。胸筋や腹筋がしっかり付いた体は間違いなく男だ。同様に下衣を取り去り下着を剥いだ先にあるものは当然男のそれで、あんまり見ていると萎えそうだ。凌統の顔を見て、そうだ、俺は今からこいつを犯すのだと脳に刷り込む。

そのままでは到底入りそうにないので、凌統の足を大きく開かせて尻の穴に油まみれの指を捻じ込んだ。固くて狭い。俺のモン突っ込んだら折れちまうんじゃねえか。それは俺も怖いので、とりあえず拡げることに専念する。人差し指を油と共に出入りさせるうちに少し緩んできたように見えたので、無理やり中指も入れると凌統の体が振動した。痛みで意識が戻りつつあるのかもしれない。ぐちぐちと油が立てる音はこれからの行為を連想させ、悪くない。自分のモノにも油を塗りたくり、扱いて完全に勃起させる。指二本で拡張に飽きたので、一物を穴にあてて押し込むこととした。狭くて抵抗が強く、油の力を以てしてもなかなか入らない。

「ぐ、キチィ…」
「…っは、ぐ、うっ」

痛みをこらえながら無理やり押し進める。女の膣と違って濡れることもねぇし入った先が広がっているということもない。入れるだけで一苦労だ。だが意識がないなりに呻くその顔を見ているとたまらなく興奮し勃起は止まらない。音がするとすればメリメリと何とか最後まで押し込むと、凌統の目が開いた。その額には脂汗が浮かび、理解できない状況に視線を彷徨わせ、口や手が塞がれていることが分かると体を捻って足を暴れさせようとしていた。こんな状況じゃ力は出ねぇだろうが、膝裏を抱えて顔まで押し込んでやる。体が柔らかいから、目線を下せばすぐ突っ込まれていることに気が付くだろう。

「よう凌統。見えっか?うまそうに咥えこんでくれて嬉しいぜ」
「ん゛ーっ!!」
「そうねだるなって。すぐ動いてやるよ」

言い切ってすぐに腰を引いて少し抜いてから強引に奥まで突っ込む。凌統は目ん玉が零れ落ちそうなくらいに目を見開き、轡の間から言葉にならない叫びをあげた。結合部を見ると容赦なく出血している。味わったことはねぇが、拷問にも使われるくらいだから相当痛ぇんだろう。それを殺そうとしている相手から受ける屈辱は、与えておいてなんだが計り知れない。ぞくぞくと優越感が全身を駆ける。まるで戦場で感じるような気持ちよさは、下部の快感と相まって脳を痺れさせた。

濡れることはないため出血は好都合で、ヌル付いた穴は格段に挿入しやすくなり律動のたびに直接的な快楽を得ることができた。俺の方は確実な気持ちよさを得たが、凌統は当然そうではないらしく、痛みと絶望で死んだような目をしている。喚くのを止めたので、布の間からは時々反射的に出る音以外何も漏れ出てこない。一物も萎え切っていたので少しは気持ちよくしてやろうかと思い握ってみたが、全く反応しなかったのですぐに飽きて止めた。

「おう、お前の穴イイぜ。才能があるんじゃねえの?俺から兵どもに言っておいてやろうか。凌将軍のケツが名器だってよ」
「……」
「良すぎて言葉も出ねぇって?あぁ、塞いでたか。可愛く啼くなら取ってやろうか?」
「……」

突き上げながら屈辱を煽るような言葉をかけるが反応はなかった。瞳も動かないし、声も堪えているのか出なくなった。そうやって耐えている姿がやけに扇情的で俺は一方的に盛り上がる。思惑通り、いやそれ以上にこれまでの苛立ちは発散されたし、黙らせてやった事実が気持ちいい。どんどん虐めぬいてやりたくて、鎖骨に噛り付く。ガリ、と噛んだ痕から流れる血が白い肌に映える。ぐちゅぐちゅと音を立てる結合部は燃えるように熱い。

「く、そんなに締めるなよ。イッちまうだろ。…ナカに出されるのと、顔にかけてやるのと、凌将軍はどちらがお好みですかい」
「……」
「どっちもしてやるには、俺のが持たねぇ気がすんだよなぁ。今日は顔で勘弁してやるか。お前、顔だけはきれいだもんな」

凌統は相変わらずお人形さんのようだ。これ以上何らかの反応をすれば一層俺が喜ぶだけというのが分かっているのかもしれない。いつもうるさいこいつが黙って俺に抱かれているのかと思うと興奮するが、どこかつまらない。そう思ったら口布を取っていた。今ここで暴言でも吐かれたら、最高に気持ちいいだろうと考えた。

だが思惑通りにはならず、凌統は声を発さなかった。舌を噛むかもと恐れたがそれもしなかった。ただ必死に口をきつく結んで、体の痛みを耐えているようだった。期待していた反応ではなかったが、無性にぐっときた。

「出すぜっ…」
「……」

熱い凌統の中から血の付いたブツを抜き、先端を顔にこすりつけて射精する。端麗な面と滑らかな肌に白い精液が映えていた。こんなに興奮する景色もないのでしげしげと見つめる。短絡的な思い付きでしたことだが、これには嵌ってしまいそうだ。

凌統の前髪をきつく掴んで顔を持ち上げ、先ほどしゃぶり尽くした舌をもう一度味わおうとして自分の舌を捻じ込むと、ガリッという音とともに鋭い痛みを感じた。口内に凌統の甘みではなく鉄のような血の味が広がる。死んだ目が生き返り、殺気が乗った瞳は俺の劣情をこれ以上なく刺激した。

「お前のその目、最高だな。予想外にまた勃っちまったじゃねえか、よっ!」
「ぐっ…!?」 

瞬間的に復活したモノを遠慮なく凌統のナカに突っ込んだ。もう終わったと思っていたのか、凌統が驚きにまた目を見開き、息を呑む。反応して反抗して、だが敵わない時の絶望が見てぇ。だからもっと、向かってこい。

荒々しく出し入れを繰り返すが、凌統は痛みに眉をひそめる位で、目を閉じ唇を噛んで声を殺して耐えている。そんな姿に色気を感じるとは、俺の中にあった嗜虐心に驚く。幾つになっても新しい発見があるから人生は面白ぇな。

「おい、今度こそナカに出してやるよ。じっくり味わえ」
「……」

一瞬俺を睨みつけたが、その目はすぐに閉じられた。その様子も最高に俺を滾らせる。筋肉が程よくついている割に細い腰を掴んで力任せにぶつけ、自分の快楽だけを追い求めた。獣のような声と共に中に吐精する。何度か出し入れして搾りきってから引き抜く。太ももを大きく倒し開脚させると、凌統の尻穴から血と混ざって桃色になった精液が零れ出た。俺は思わず生唾を飲んでその光景を眺めるが、凌統は肩で息をしながら必死に目を逸らしている。

「へへ。色っぺぇじゃねえか。お前にこういう愉しみ方があったとはな」
「……」
「一回やって大人しくさせてやろうと思ったが、気が変わった。俺無しじゃいられねぇようにしてやるよ」

自分の下衣を整えてから、凌統の手を拘束していた縄を緩める。ただちに攻撃してくるかと思ったが、さすがにその気力がないようで凌統はひたすらぐったりと倒れていた。その姿に満足し、納屋を出る。この後宴会に戻るのもだりぃので、そのまま自邸に帰ることとした。あのまま自害なんかされちゃ困るなと思ったが、そうなっちまったら仕方がない。
新たな愉しみを見つけ、自分でも分かるほど上機嫌で帰途についた。


→続き
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ