西篤シネマガイド

□「リクルート」
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アル・パチーノとコリン・ファレルの2大スターの共演!
アル・パチーノ紛するCIAの採用担当者(リクルーター)バークは人材発掘のプロ。マサチューセッツ工科大学でコンピュータプログラミングを専攻し、優秀な成績を修めていたジェイムズ・クレイトンは大手コンピュータ会社への就職が決まっていた。
コンピュータスキルだけでなく、クレイトンのあらゆる面で能力を見抜いていたバークはCIAの訓練生に勧誘する。

訓練学校・ファームで厳しいテストを重ねた末、落第してしまったクレイトンのもとへリクルーター・バークが訪れて真の目的、二重スパイの追跡を言い渡す…


この作品の見所は、アル・パチーノとコリン・ファレルの「目の演技」。言葉で語らない場面は目で語るといった感じだ。どんな状況にも一貫しているバークのキャラクターも面白い。
情報収集が物語の鍵を握るスパイサスペンスなだけに映像にも台詞にも無駄がなく、シーンの細部まで神経が行き届いている。サスペンス映画の楽しみのひとつ、「そうきたか!」という気持ちの良い裏切りも綿密に組み立てられていて、観終わった後にすぐもう一度観たくなる。

実際、2回連続で観ました。

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