クリスマスへのロンド

□クリスマスへ
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『跡部、油断せずに行こうじゃねーの!』

ハンッ、どうだ!俺様の!台詞!ハンッ!どんどん行くぜっ!

『跡部、お前は青学の柱になりやがれ、あーん?』

ハンッ、ハンッ!あーん?俺様の美台詞に酔いな!

『跡部、校庭100周じゃねーのよ!』

あーん?

『俺様役がいねーな、樺地』

『ウス』

ハンッ、誤算だ、誤算。いくら手塚がいやがっても俺様がいねーんじゃ話が進まねぇじゃねーの。

さぁ、誰が俺様役をやりやがるんだ?
誰だ?名乗りあげやがれ!あーん?誰がやりやがるんだっ!挙手しやがれ、やりてぇ奴!

ハンッ、俺様みたいなキングになれる器がいねーって事か。考えたな、手塚よ。
だが、俺様は青学の柱、つまり手塚役をなんとしてでも諦めるわけにはいかねーんだよ。
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