暁高校

□放課後トークタイム
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「おい、デイダラ」

「あん?んだよサソリの先生」



高校生活というのも夏にさしかかり、放課後は部活動の気合いの入った声が目立ってくるようになってきた。
ようやく新しい環境にも慣れてきたデイダラは帰り道に新しく発売された雑誌でも買ってから帰ろうとしていた時、
担任、兼芸術科担当、兼放課後の保健室の先生という重荷を任せられたサソリに止められた。



「おまえさ、その、トビとあんまり仲良くすんじゃねーぞ」

「…担任がそういうこと言って良いんかよ、うん?」

「…」

「!…へっへっへ!!これでお前の弱み握っちゃったもんねー!!うん!」

「俺の弱みだと?てめえ…俺に弱みなんてあるわけねえだろうが」

「フンッ!い、いまごろ強がったってこれを校長に報告すればお前なんてすぐにクビに出来るんだからな!!」

「言えばいいだろ」

「えっ!」

「アイツだって色々やらかしてるからな」

「何それ」

「ガキはまだ知らなくて良い事だ」

「な!なんだそれ!!オイラだってもう高校生だってのに!!」

「"まだ"高校生だろーが!ククッ!」

「ムキーッ!!オイラの芸術だけでも足りぬからって存在意義まで否定することないっだろ…が……うん…」

「誰もそこまで言ってないだろドM野郎」

「うっさい!このドS野郎!!!」

「おー…そうだよ俺はドSだよ。わかってんじゃねーかド変態」

「ひーっ!!この人の方がガチなド変態だろ、うん!」

「とにかくお前もう帰れ。教室閉めてーんだよ」

「な、なんだよ!そっちから止めといて!!言われなくたって帰りますよーだ!!うん!!」

「おうおう、じゃあなデイダラ」

「!…お、おう。じゃあなサソリの先生」






このとき、気付いてはいけないと思っていたが、顔が熱い。耳も熱い。楽しいし何より心臓が半端じゃない。
だ、だってあっちは先生だぞ!!でも、ドS発言していた時はアイツ、イケメンだから様になってたっつーか…だああああああ!!!なに考えてんだオイラァァアアア!!!



(あのドS変態野郎!!!!!!!)








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勢いで第2章開幕\(^o^)/
ほんとはゲームブックで続き書くのめんどくさかった!
サソデイいちゃいちゃ書きたいからはやく恋しろ(^p^)←



 

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