暁高校

□放課後、保健室
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デイダラは教室の掃除を適当に済ませてゴミを捨てに行って、早く保健室で安心したいという一心で息をつくことなく向かった。
来週の準備もしなきゃな、と携帯を開いて歩きながら買い物メモを作成していればあっという間に保健室に到着した。
携帯をしまってドアを開けばサソリは寝顔をこちらに見せて眠っていた。


「(あれ‥寝てる
そういや最近しおり作成とかで朝も早かったっけ、うん)」


ソソソッと近寄ってみれば寝息をたてて眠っていた。
近くで見ると綺麗な肌と顔立ちにデイダラは一回大きな脈が打たれたのが分かった。
そしてちゃんと寝てることをちゃんと確認してから


「先生の‥意地悪‥」


ちゅう、とキスをした。
すると、グッと無理矢理 舌をねじ込まれ、油断していたデイダラはそのまま舌を絡めとられる。

サソリは目を開けてデイダラの見開かれた目を見てから手で後頭部を支えて長いキスをした。


「‥ん、んぅ‥っ」

「‥‥‥」


唇を離すと一本の線が二人を繋ぎ、デイダラは息を切らす。
真っ赤になった顔を冷ますように両手をつけてサソリに視線を戻す。


「起きてたの‥先生?」

「当たり前だ。‥つーか俺がいつお前に意地悪したってか?」

「えっ!!あ、いや‥トビと同じ部屋‥が、ちょっと不安だなって」

「ふーん」

「班も一緒だなーって‥」

「ふーん」

「‥‥‥先生が‥恋しく、なった」

「クックック!」

「先生‥」


デイダラは目を瞑ってもう一度サソリとのキスを欲した。
サソリは しょうがねぇ奴だな、と照れくさそうに呟いてから唇を重ねていく。





「お前には俺がいるから大丈夫だ」

「先生‥!」

「だから元気だせって、キスならいくらでもしてやるから」

「う、うん!」

「あと いつでも抱いてやるから」

「うん !‥えっ!!うっ!‥あっ、あー‥うー?うん!」

「ククッ!可愛いやつ!」

「ううっ‥///」


サソリが優しく頭を撫でてやればデイダラは すぐに大人しくなる。
デイダラは恥ずかしそうに縮こまってから ぎゅっとサソリを抱きしめる。


「オイラ、サソリの先生と一つ屋根の下に居れるなら‥いい」

「‥デイダラ‥」

「だから‥‥先生、」

「なんだ?」

「‥その、おねがい‥」

「口で言わなきゃ分かんないだろ」

「‥キス‥‥して、」

「今日は珍しいな、お前から何度も」

「‥‥だめ?」

「断る理由なんてないだろうが」


そして二人は夢中になってお互いを求めあった。





(先生ッ‥)

(甘えたい時はいつでも甘えろよ)

(うんっ 先生ありがとう!うん!)

(やべ、すげぇ可愛い‥)



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気がついたらこんなことに(笑)
とりあえずイチャイチャ!!


 

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