ポケモン
□イーブイ
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「おりょ、シルちゃん、これって」
「イーブイだな」
途中、コガネシティの手前でばったり出会ったオレとシルちゃん。
あいかわらず可愛…いやいや、キリッとされててイケメンだぜ
ま!オレのが一枚上手だけどな!かっかっか!!
「……いま変なこと考えてなかったか?」
「えっ!!なになに変なことって!!そそ、そんなこと考えてなんかないない!!」
「…」
「それよりこいつらどうすんだって!!」
目の前には2匹のイーブイ。
たぶん野生に返されたというか、まだちっせーから多分生まれたばっかなんだろうな
「俺たちが勝手に拾って飼い主が戻ってきたりしたら面倒だろう」
「それはないんじゃねーかなー
オレ実はイーブイ育ててみたかったんだよねー」
「イーブイは様々な進化方法がある故に非常にデリケートなポケモンだ。
大雑把なお前には育てられんだろうな」
「ぬああああにををを!!!オレだってイーブイの2匹や3匹ぐらい育てられるっつーの!!!」
「フン!どうだかな!」
「おっまえはいちいちツンツンしやがって!!じゃあ決めた!オレはコイツをブラッキーに進化させてやるよ!!」
「…ブラッキー?なんでまた…」
「イーブイの一番難しい進化方法は時間がかかるなつき具合での進化だろ?オレがしっかりイーブイを育ててやれることを証明してやるぜ!!」
「おもしろい。じゃあ俺はコイツをエーフィに進化させてやる。」
「あれ?さっきまで飼い主がどうとか言ってませんでしたっけ?」
「過去を振り返るな」
「うおお!!一番悪い大人の例だぞ!!自分の言った事をさも無かったかの様に流す!!」
「うるさい。」
「ま、まあいい!うわあああイーブイかっわいいい」
「お前のが可愛い」
「ん?なんかいったかシルバー?」
「なんにも。」
「そっか、オレいまマジで聞こえなかったんだけど」
「なんにも言っとらん」
「あ、そう」
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まあ、この勝負はシルバーが勝ちます(^o^)