NARUTO

□白白白ジャム
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まず謝ります。ごめんなさい。
※かなり下品なネタを使ってます。

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「先輩先輩、」

「あ?何の用だよトビ。
くだらねえ用事だったら殴るぞ」

「なな何で今日の先輩そんな恐いんですか…
梅干しに白ジャムをかけて食べると超ウルトラアルティメット級に美味しいって知ってましたか?」


そう言いながら自らの背後に隠し持っていた真っ赤な梅干しと
手のひらサイズのビンに入った謎の白いジャム。
小さな白いビンを、よいしょ、と足元に置くと梅干しが入っているパックを開けて
一粒、トビが食べだした。


「おおおおおっ!すっぱかぱー!!」

「…お前、大丈夫か?」

「これ言わないと梅干し食べた感じになれませんよー
それにしても、この梅干しすっぱいですー」

「いい気味だ トビ。
お前はもっと苦しめば良いんだよ、ハッ!」

「な、なんなんですか今日の先輩…
とりあえず、一粒この甘い甘い白ジャムと一緒に未知の世界へ旅してみませんか?」

「おい待てコラ。
第一、その白ジャムって何なんだよ
聞いた事も食べた事も無いぞ」

「ふっふっふ、この味は先輩も知りませんよ
この白ジャムは完全ネット限定販売!!
その辺のスーパーで安々と売っている様な物じゃあ無いんですよ」

「その時点で全体的に怪しいぞ
…まあ良いや、そんなに珍しいものなら食べてみる価値も有るんじゃねーのか、うん?」

「勿論ですよっ!!
高かったんですよ、この白ジャム!!」


ぎゅっ、とビンのフタを緩めると中から広がる独特な匂い。
どうやらデイダラは風邪気味(という管理人の勝手な設定)のせいで
その匂いは全然分からないらしい。
トビが箸で梅干しを掴んで、少し白ジャムを付けようとビンの上まで持っていくと
トポン、と音を立てて


「あ、落としちゃいましたー」

「多少付きすぎたって平気だろ」

「あ、僕は良いですけど先輩は大丈夫ですか?」

「オイラは別に構わないけど」

「あ、そうですかー。じゃ、はい あーん」


滴る程に梅干しに付着した白ジャムはデイダラの口の中。
こくん、と飲み込んだのを確認すると
トビは指紋の様な仮面の中で小さく勝ち誇った様な笑みを浮かべた。


「美味しいですかー?」

「…微妙」

「やっぱ素人さんには分からない物でしたねー
すいませんでしたーデイダラ先輩」

「…うん、別に」


(絶対言える訳無いですよね、
白ジャムが僕の精液だなんて、気付かなかった先輩も先輩なんですけどね!)



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(´P`)





 

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