壱
□めりくり!(拍手ログ)
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めりくり!
怪しげな黒文を受け訪れたのは松永邸。
真っ黒な文には白い字で「一時休戦申し入れたし、我が城へ参りたまえ。」と。
渋々出向いたのは龍の右目こと暴走族副長(違)片倉の小十朗さん。
「油断ならねェ野郎だ、テメェらしっかり気ぃ張っとけよ!」
門番に通されたは良いが、後は人っ子一人気配もなく。
一面の雪景色、さすが風情を愛する松永さん雪景色の手入れは抜かりなく。
銀世界へ心とらわれていると「ざり」と足袋の音、しまったと振り返るとそこには………