□めりくり!(拍手ログ)
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「なっ、テメェ…それはっどういう………っ!?」

片倉族(違)一帯に驚愕と戦慄が走る。

「兄貴、あ、あれは一体…」

「油断するな、あれは…あれは…なんて趣味の悪りぃ…」

本音がポロリ。

「ふっふっふ、ははは!何を呆けた顔をして突っ立っているのかね?卿は…馬鹿かね?」

相変わらずの無敵の笑みで久秀さんが小十朗を馬鹿にする。

真っ黒マントを身にまとい大きな袋を抱え、奇天烈な帽子をかぶり服のふちはなにやらモコモコしている。

「いや、しかし、その、なんなんだ…その格好は!」

得体の知れないものを眼前に自然と力が入る。

「何かとは…卿にはほとほと呆れたよ。
コレだから風情を解さぬものは解せぬのだ。」

やれやれと松永さんは首を振る。

「今日が何の日か、卿は知らないのかね?」

「は?今日が何の日か?」(あ!あの大根引き頃だった!)

「くははははっ!」



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