自作小説

□闇の追跡者
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「ばっかじゃないのそんな話誰が信じるのよ」   「嘘じゃないて本当に見たんだって」     友達の桜 詩希(さくら しき)に昨日のことを話してみたまぁ当然と言えば当然の反応だ。      私は昨日彼が去ったあっと少しの間気を失っていたらしい起きた私は怖くなって家にすぐ帰り寝てしまった・・・・・まぁ夢かもしれないし最近疲れてたのかもしれないしまぁいっかと私は思っていた。     「ほらみんな席につけ今日はみんなに大ニュースだぁなんとこのクラスに転校生が来たぞ」       「やったー先生女子ですか?」        「どっちもよさぁ入って」「黒石 奈護実(くろいし なごみ)ですよろしくお願いします」
「夜獅奈 霊(よしな れい)ですよろしく」
「あ昨日の私を助けてくれた人だ」       「じゃあ二人とも空いてる席に座ってね」     「なぁ黒石て子可愛くない?」          クラスの男子が騒ぎ始めた、確に私から見ても長い綺麗な髪でスタイルもいいけど目付きが冷たい感じに私には思えた。      案の定クラスの男子が黒石さんに近付いて行き話しかけたが軽くあしらわれていた           「ねぇ話があるんだけどちょっといい?」     「え
ふいに夜獅奈が私の近くに来て話しかけてきた
「昨日のことで話したいことがあるんだ放課後屋上に来てくれないか?」   「えあ・・・うんわかったわ」         一体なんの話なのだろう私は少し胸騒ぎがした・・・・・          「ねぇ一体なんの話してたの?あの夜獅奈君て子ともしかして友達なの?」  いきなり江美子(えみこ)が話しかけてきた。
「別にそんなんじゃないわよ」          「ふ〜んそうなんだ」  「ほら授業が始まるぞ早く準備しろ」       先生の少し怒った声がした・・・・・・・
授業中私は一体あの夜獅奈君と黒石さんとは何者なのかずっと考えていた。
そう考えていたらすでに約束の放課後になっていた。(ヤバイ
と私は思い急いで屋上に向かった・・・・・
カッカッカッ階段を急いで登りドアを開けた。
ドアを開けると夜獅奈君と黒石さんがいた。
(引き返したい・・・)
私は不意にそう思ったが引き返せる空気ではなかったので。私からきりだした。「どうして私をここに呼んだの?」
少し強い口調で私はいった「実は昨日のことでなんだけど・・・・君はあいつらに狙われていることが分かった」
「え
私はびっくりした。どうして私なんかがあんなのに狙われなくちゃいけないのよと思った。
「だから僕達が君を守るために派遣されたいわば護衛約みたいなものかな」
「だからあんまり私たちの手を患わせないでよ」
黒石さんが冷たく言った。「ちょちょっと待ってよ何で私みたいな一般人があんなのに狙われなきゃいけないのよ理由を説明してよ」
「それはわからない。今後調査していくから何か分かったら連絡はするつもりだ今日はそれを言いに来ただけだから、それじゃ」
私は頭がオーバーヒートしそうになっていた。そんななか二人はすでにドアを開けていた。最後に夜獅奈が「あ!それから僕だけ君の家に行くからよろしく」
「え?え、えぇぇぇちょっと待ってよ夜獅奈君」
私は必死になってドアを開けたがそこには、誰もいなかった。
仕方なく私は、家に帰った。
家のドアを開けると、まだ誰もいなかった。そうして私は、階段を登り自分の部屋に入ったらなんと夜獅奈がいた。
「な、何であんたがここにいるのよ
「いっただろ今日から君の家に住むって」
まさか本当だったなんて私は愕然ときたが少しうれしくもあった。
ぴぴぴ・・・・ぴぴぴ・・・・ぴぴぴ・・・・ケータイが鳴りはじめた。夜獅奈のケータイだった。
「はい、もしもし、え?なんだってわかったすぐに行く」
ピ・・・・ケータイを切った夜獅奈は真剣な目付きをしていた。
「悪い仕事が入ったから君も一緒にきてくれ」
そういうと夜獅奈は私の手を取った。ドキッとした。そして呪文のようなものを言い始めた。
「地獄に生きるものどもよ我に力を貸したまえさすればなんじらを永遠の呪いから救おうさぁいまこそ解き放て怒りの神髄オ」
そういうと夜獅奈の後ろから翼が生えてきた。
そして窓を開けて空を飛んでしまった。私はびっくりしすぎて手を離しそうになった。
「大丈夫?」
とっさに夜獅奈に両手で支えてもらい助かった。
「ありがと、夜獅奈君」
「しっかり捕まっててね今から黒石のところに救援に行くから。じゃあ行くよ」そういうとスピードをあげていた。私は一体黒石さんはどこにいるのかまったく検討がつかず考えていた
そしてまさかそこが学校でそこで大変なことが起きてるなんて思いもよらなかった・・・・
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