−沢田綱吉+10(復活)−





とある昼下がり。
暖かい日差しにうとうとし始めた私に綱吉は「寝る?」と聞きながら隣に腰をおろした。
その姿を半開きの目で捉えてから小さく頷くと綱吉の大きな手が私の頭に乗せられる。


「…つなくん、」

「ん?」

「ぎゅー…ってしてほしいな」


傍らにある体温に甘えたくなった、と言えばいいだろうか。綱吉のシャツの袖をきゅ、と握って言葉を紡いだ。
すると綱吉は困ったように笑う。(あ、その顔すき)


「しょうがないなぁ」





特別だよ

(んー…快適ぃ)
(可愛いな、ちくしょう)



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∴旭


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