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□正解発表
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目が覚めると、私は裸で…
目の前には眠っている先生がいた。
だから私は、これは夢に違いないと
もう一度眠りについたんだけど……
「…夢じゃなかったなぁ。」
今しがた先生に渡されたワイシャツと、部屋を見て改めてそう思う。
"先生は…憶えてるみたい…。まぁ、憶えてない私の方がヘンなんだけど…"
下着が見つからないので、仕方なく渡された服を素肌に纏う。
当たり前だけど、大きすぎるので袖を沢山折った。
先生は手早く服を着ると、先に出て行った。
私はベッドから出ると、シャツの丈が膝上まで来ているのを確認した。心もとないけれど、下着を回収しなくてはと直ぐに先生の後を追う。