text


□紅い衝動
3ページ/13ページ

理性など、保てる筈がない。
肌と肌の隙間を埋めるように、熱が増してゆく。


僕は…

このまま溶けて混ざりあってしまいたいと言った。…彼女は"私もです。"と目を細めた。


愛しくて

名前を呼ぶと、彼女の身体中が震えて応える。

彼女は、僕にしがみつくと"せんせい"、と呼んだ――
 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ