バレンタイン小説2009置き場
□面倒
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「よぉ、来てやったぞ」
「おまえは…グロ・キシニア…」
「スパナ、おまえに良いモノをやろう」
「ヨイモノ…？」
「そうだ……良い、良い、良いモノだ！」
「これは……チョコレート…？」
「この私が直々に届けてやったんだぞ、もちろん食べるだろうな」
「でもウチ、チョコよりアメの方が…」
「ヒッ！」
「あ、あんたのその血管が浮き出る現象、無意識でやってるのか？ちょっと気になるから調べさせてくれないか」
「………怒った、怒った、怒ったぞ！このグロ・キシニアからのプレゼントを侮辱するか！！」
「いや、貰うけど」
「なんて失礼な奴だ！」
「だから貰うって言ってるのに……じゃあいらない」
「このグロ・キシニアからの…」
「貰う貰う、だからまぁ落ち着け。ウチの計算だと、あと７秒怒り続けるとあんたの血管は切れる」
「おまえのせいだろうっ！」
「だから貰う。ありがと」
「っっま、まぁ許してやろう！」
「ミルフィオーレには面倒な奴が多いな……」
→後書き