きまぐれ小話５
□トリック・オア・トリート！
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「なぁキバ！トリック・オア・トリート！」
「ほらよ、飴」
「ちょっ…何で持ってんだよ！？」
「おまえの考えそうな事くらいわかる。どうせまたナルトにでも聞いたんだろ？」
「いや、ハロウィンはシノに聞いた」
「シノ！？あいつ…楽しんでるな」
「くっそ〜…じゃあ右近も失敗してるかな」
「あいつもやってんのか…」
「ネジの奴、勘が鋭そうだしな」
「いや、でも……あいつ、意外に天然だし、常識知らなかったりするしな…」
「キバ、見に行ってみねー？」
「ん〜……だな！ちょっと気になるし、行ってみっか！」
「…めろ！……おい！」
「…ん？何かもめてるのか？」
「もう少し窓開けるか…」
「ちょっ…右近っ」
「何だよ、お菓子ないんだろ？」
「だからって…こ、これは本当に正式なイベントなのか！？」
「だから〜、さっき自分で調べたろ？トリック・オア・トリート」
「っ〜〜………」
「お…お取り込み中みたい…だな…」
「ちっきしょー、右近の奴……うらやましい！！」
「あーはいはい、残念だったな」
「キバ、冷たい…」
「ったく……今日は任務もないし赤丸と修行しようと思ってたけど、たまには赤丸も休ませないとな」
「へ……？」
「だーからっ、１日暇だっつってんだよ！散歩くらいなら付き合ってやる」
「キバ………じゃあデートな！」
「デ…！？」
「公園行ってー、買物してー、で、あとは家でのんびり」
「まぁ…それも悪くないか」
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結局左近に甘いキバ。
右近とネジはちょっと大人（？）な感じで。
2010.05.12移動