novel

勉強
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勉強


━キーンコーンカーンコーン━
「獄寺ー!」
「あ゛?」
「数学教えてくんね?」
「何でてめぇなんかに…はぁ…」
毎回毎回、野球馬鹿は俺に、勉強を聞きにくる…そんでもって、毎回まったく集中してねぇくせに…
正直疲れる…


「んで、これはa×b×cで、順番はアルファベット順だから答えはabc…」
「…」
だか、今回に限っては、なんだかやけに集中してやがる…
ノートまでとって…気持ち悪りぃ…;


「おぃ。」
「ん?」
「何で今日は、んな集中してんだ」
「あぁ…せっかく、獄寺に教えて貰ってんだから、集中しねぇとなぁと思ってさ」
「……そんなんだったら前々から集中しとけよ…「それに…」
「…?」
「今日の授業で俺、問題とけたら、獄寺にご褒美、貰おうと思ってな☆」
「はぁ?イミ分かんねぇし…誰に許可得てんだよ…;」突然の事で、頭がパニックになった
とりあえず、気持ちを落ち着かせ、冷静に聞いてみた

「……で…その内容…何だよ…」
アイツを見ながら聞いた
するとアイツは、俺の耳元でこう言った…







「キス3回」





fin

このときの二人は、まだ付き合ってませんねー…

 

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