□しあわせすぎて死んだかと思う
1ページ/1ページ

朝、小鳥のさえずりとキラキラの朝日で目覚めて、隣にあなたの寝顔をみつけた時。

「おはようございます、高成様」

まだ眠るあなたを起こさないように、小さな声で話しかけたとき。

そしてあなたの頬に触れるだけのキスをして。

顔がほころぶ。


その時間があまりにも穏やかで、あまりにも綺麗で、まるで思い出のようだから。


「高成様…?」

あなたに触れて確認する。

生きてますよね。
私たち。

現実であることを確かめる。


それくらい、今がしあわせなんです。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ