妹シリーズ

□財前光の場合
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『金ちゃん!』

金「なまえやん、どないしたん?」

『金ちゃんってテニス部やんなぁ!?』

金「せやけど……?」

『連れてって!!』



うちは財前なまえ

うちには一つ上のお兄ちゃんがいる


なんでか知らんけど入学早々テニス部に来るなって言われた

始めは気にしいひんように大人しくしてた


でも!!

友達になった金ちゃんの話聞いてたら気になるやん

てことでうちはテニス部に出陣いたします!!←






金「ここやで」

『おぉ……』



やっとお兄ちゃんに会える

いや、何時も会ってるちゅうねん←一人ツッコミ



金「白石ぃ〜」



ズカズカっていう効果音がつきそうな感じで金ちゃんが部室に入る

置いてかれへんように着いて行く



白「おぉ金ちゃん」

金「今日な友達連れてきてん」

『……こんにちは?』



いっぱい先輩がいて髪の色が茶色とか茶色とか……

兎に角不良みたいなイケメンさんがいた

その中にお兄ちゃんはいない


少し怖くて震える声であいさつをした



金「なまえって言うねん!」

白「……金ちゃん、部室に友達連れてきたらアカンやん」



白石(って金ちゃんが言うてた)先輩が優しい微笑みで金ちゃんの頭を撫でた

なんか優しい人っぽい



金「やって……」

『あ、あの……うちお兄ちゃんに会いにきたんです!!』

白「え、お兄ちゃん?」

『はい!!』



うちは言うたよ!!←

言う前にめっちゃ心臓の音五月蝿かったよ

飛び出るかと思った(笑←



謙「この中の誰かか?」

『えっと……いませんでした』



もう一人の茶髪の先輩多分謙也先輩(金ちゃんから)が聞いて来た

分かりやすいように特徴を言う



『お兄ちゃんは黒髪のツンツンでピアスを開けてる2年生で……』

白「それって……」



ガチャ



?「すいません、授業長引いたんです」



誰かが入ってきた

は、挟み撃ち!?←


あ、……



謙「お前いっつも心こもっとらんねん!」

小「でもそこが光ちゃんのええところやないのvV」

ユ「浮気か死なすど!」

光「先輩等キモ……痛っ……何?」



『お兄ちゃん……(泣』

光「なまえ!?お前なんでここに居んねん!!」

『だってお兄ちゃん何時も見に来たらあかん言うから……』

光「あぁ……今日なんか買ったるから泣かんとき

  な?」

『うん……』



今日は優しいお兄ちゃんに会えて得した気分になった







おまけ



謙「お前妹には優しいんやな」

光「なんか文句あるんですか」

謙「いや、なんも♪」

光「……(怒)」


謙「痛っ!!テニスボール投げてくんなや!!」

光「謙也さんが悪いんです」



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