Baby Birds-小さな鳥-
□4試合目
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ヤチナ「「「何ィ!?丸高の連中がケンカ売ってきただあ!?」」」
空「ケンカといってもバスケの試合で――」
二人だけじゃバスケなんて出来っこない
だから一応バスケ部に入ってるヤスとヒゲメガネを誘ってみようと思ったんだけど――
ヤ「バスケ形式のケンカってことだな?」
空「いえ、バスケ形式のバスケです」
無理のような気がする
百「ちゃんと顧問を通して申し込んできたらしいぜ
まぁアッチノのバスケ部がどんなかはわかんねぇけどな」
『アイツ等帰りぎわに恥かかしてやるとか吠えてたからなぁ
バスケでくるとは思わなかったけど』
百「それだけ俺らを笑いもんにしてーんだろ」
ただの負け犬の遠吠えだと思ったんだけどなぁ
仕返しするなら自分からかかってこいっての
空「確かに現状じゃ試合は無理かもしれないですけど相手はそれを知ってて申し込んできたってコトですよね
だったらボクは逃げて弱虫だと思われたくない」
『なるほど』
ちっちゃいのに言うことは凄いな
百「オマエらはどうするんだ?
別に強制はしねぇけどよ」
ヤチナ「「「よ…よし……見せてやろーじゃねえかっ"俺たちのバスケ"ってヤツを!!」」」
『……ホントに大丈夫なの?』
チナ「「零夏をギャフンと言わせてよろうぜ!!」」
『絶対言ってやんない』
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