シャルルル
□ジェレルル
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自身の性器を、ゼロの淫口へと、正面から思い切り突き刺し、そのまま律動を始めた。
「さぁ、さぁ!!思い切り喘ぐのです!!」
「あっ…、あぁっ…」
「もっと…!!ジェレミア様のオチンチン気持ちいい、と叫びなさい!!」
「あっ、あっ…!!ジェレミア様の、オチンチ…、気持ちいっ…」
「ハハハッ!!愉快、愉快!!とんだ変態ですよ、貴方は!!男に性器を突っ込まれて、そんなに嬉しいのですか!?」
「んっ、嬉…、しっ…」
「ハハハハハッッ!!」
「あぁっ、あっ…、ジェレミァァ…」
「…うっ…」
まただ…。
駄目だ、駄目だ、駄目だ。
「やめろ…」
「お願い…、ジェレミァ…」
煩い、煩い、煩い。
「呼ぶな…」
「ジェレミア…」
やめろ、やめろ、やめろ。
「私の名を呼ぶなぁぁぁ!!」
「あぁああぁぁっ!!」
ゼロは果て、そのまま意識を手放した。
「……何だ!?何だこの感覚!!」
頭ガ痛イ。
吐キ気ガスル。
「私は何かを忘れているのか?」
私ハ何ヲ忘レテイル?
大事ナ事?
幸セナ日々?
「うぅっ…!!」
護ル。
護レナカッタ。
大切ナ御方。
「うぁぁっ!!」
セメテ2人ダケデモ。
モウ手遅レ。
「あ゛、あ゛あ゛…」
日本ヘ渡ッタ。
日本デ死ンダ。
「う゛あ゛あ゛あ゛!!」
マタ護レナカッタ…。
「……」
ルルーシュ殿下…。
ナナリー皇女…。
「そうか…、この顔…。ルルーシュ殿下…」
私はゼロの頬を撫で、左眼を隠す眼帯に手をやり、そのままそれを外した。
「あぁ…、やはりこの顔。貴方様だったのですね…!!」
死んでいたと思っていたルルーシュ殿下の顔を見て、嬉しさのあまり、涙が零れた。
「あぁ…、可哀相なルルーシュ殿下…。皇子である貴方が、祖国の性奴隷になってしまう何て…」
「これも、貴方の御父上である、皇帝陛下の所為…」
「あぁ…、私が貴方にしてあげられる事は、一つしかありません…」
ルルーシュ殿下の唇に、そっと口付けをした。
「せめて…。貴方様が他の輩に犯されない様に、他の輩に傷付けられぬ様に、私が貴方を犯し続けましょう…」
それが…、
私からゼロへの償いであり…、
私からルルーシュ殿下への、忠義の形なのです…。
【籠の中の玩具】
『ジェレルルEND』
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